日々イエンゴ

全国の会員が日々の相談・検査・設計・研究などの活動から皆さまに役立つ事例、家づくりに関する地域の情報、社会情勢ニュースに対する専門家としての意見などを発信していきます。

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大震災時の通電火災にお気をつけて

 能登半島地震で被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。
 被害に遭われた地区の皆様の一日も早い復興をお祈りしています。




 まだ各地で余震の恐れもあるので、二次災害を防ぐための分電盤ブレーカーの注意点を記します。


 大震災に伴う火災のうち、出火原因が電気に起因するケースが過半数を超えていたというデータもあります。電気関係の火災については十分に注意が必要です。


 停電中に避難する際は、必ず分電盤ブレーカーを「切」に落としてから家を離れるようにしましょう。

 自宅が被害を受けた場合、電気機器や電源コードに異常が発生している可能性があり、避難中に停電が復旧した際に、回路がショートし漏電することも考えられます。


 また避難から自宅に戻った際にも、急に電源を入れると、通電火災など二次災害の危険があります。電気を復旧させる際には下記の順番で確認すると良いです。

①燃えやすいものが暖房器具に覆い被さっていないか確認

②分電盤ブレーカーがすべて「切」になっているか確認

③アンペアブレーカーを入れる

④漏電ブレーカーを入れる

⑤安全ブレーカーを1つずつ入れる

 安全ブレーカーを順番に上げていったときにどこかで漏電ブレーカーが落ちた場合、漏電回路箇所と判断できます。

 漏電している箇所の安全ブレーカーは「入」に上げないようにしましょう。

関東:石川 克茂



渋谷フェスティバルにお越しいただきました皆さまへ

11月4日(土)・5日(日)渋谷区で代々木公園で開催された
「第46回渋谷区くみんの広場 ふるさと渋谷フェスティバル2023」
での当会無料相談会にお越しいただた皆さま、
ありがとうございました。







引き続き、各種ご相談、
改築・リフォーム・リニューアル・地震対策、
家づくりの進め方や契約・設計の内容が分からない、
工事中の心配ごとなどございましたら
お気軽にご相談ください。



連絡先:NPO法人 家づくり援護会
 TEL:03-3405-1358
 FAX:03-3405-1398
 e-mail:info@iengo.ne.jp



建て主なのに図面が貰えない?!

 建設会社さんで、基礎図面や構造図面(床·壁·天井·屋根の骨組み図など)を建て主さんに渡さないという会社が極めて希にあります。


 工法を見ても、極めて特殊な、企業秘密になるような造りではないのですが、渡さないのです。



 建て主さんが見ても理解が困難な内容なので図面を渡しても仕方ないということかもしれませんが、家の床·壁·天井の中がどうなっているかが分かる図面は、建て主として保管しておくべきです。

 将来のメンテナンスやリフォームを別の建設会社さんに依頼する際に構造図面が無いと、不明な箇所が増え、解体しないと確認が出来なくなり、無駄の無い工事計画が困難になります。また突然のトラブルにも迅速に対応出来ません。

 近所の建設会社さんで保管しておいてもらっていて、いつでもすぐに取り出し対応してもらえるなら良いのですが、それでも工事中の資料としてとりあえずは着工時に一通り貰っておいたほうが良いです。




 当会のような第三者検査を実施する方は、必ず基礎図面や構造図面が必要ですので、建設会社さんに伝えてください。

関東:石川 克茂


11/4,5 第46回渋谷区くみんの広場 ふるさと渋谷フェスティバルへ出店します

第46回 渋谷区くみんの広場
ふるさと渋谷フェスティバル へ今年も出店します。



新築・改築・リフォーム・リノベーション・地震対策、
家づくりの進め方や契約・設計の内容が分からない、
工事中の心配ごとなどご質問に当会の一級建築士会員が無料でお応えします。
お気軽にご相談ください。

11月4日(土)5日(日)

◆「ふるさと渋谷フェスティバル」◆



連絡先:NPO法人 家づくり援護会
 TEL:03-3405-1358
 FAX:03-3405-1398
 e-mail:info@iengo.ne.jp



埼玉県久喜市のふれあいセンター久喜にパンフレットが置いてあります。

当会の説明リーフレットが ふれあいセンター久喜 に置いてあります。





家づくり援護会は地域のために進んで継続的に活動している市民活動団体として
埼玉県久喜市のウエブサイトに掲載されています。



埼玉県さいたま市・久喜市・幸手市で家づくり無料相談会を開催しています!

家づくりの進め方、
請負契約や設計の内容が分からない、
工事中の心配ごと、
住まいの不具合、
地震対策、等々
ご相談に一級建築士が応えます。お気軽にご予約ください。



ご希望の方は当会事務局 石川までお問い合わせください。

予約先:NPO法人 家づくり援護会 担当:石川
 TEL:03-3405-1358
 FAX:03-3405-1398
 e-mail:info@iengo.ne.jp





 当会では「防震」と呼んでいる「誰もが出来る家の地震災害防止対策」を推奨しています。

 とりわけ高齢者や障害のあるか方などが住む家では、家具転倒などの被害によりケガをする可能性があることはこれまでの地震災害の中で明らかです。

 ケガの可能性を最小限に留めるためにどうすれば良いか。

 今の家を耐震化するのは費用の面でも困難であるならば、家の中の安全な場所と避難路の確保だけでもすべきです。