関東・首都圏 活動ブログ

全国の会員が日々の相談・検査・設計・研究などの活動から皆さまに役立つ事例、家づくりに関する地域の情報、社会情勢ニュースに対する専門家としての意見などを発信していきます。

平屋の新築をお手伝い

外出から帰ってきてわが家を見て、屋根が見え、

屋根越しに空が見えるのも何だか気持ち良いものです。

平屋の住宅の良さかもしれません。



また将来メンテナンスがしやすいのも、また軒下の利用が出来るのも平屋です。

深い軒下は陽射しや雨風から外壁と窓を守ってくれます。



写真はイエンゴ設計教室に参加された方が間取りデザインした新築住まい。



当会で間取りデザインのサポートや設計業務もさせていただきました。

当会では「イエンゴ設計教室」という少人数制の講座を開催しています。

ご夫婦で参加して、意見のまとめ作業に利用してください。


https://www.iengo.ne.jp/side/ssapo/ssapo_k.htm


関東:石川 克茂


悪質業者にはご注意(電気工事編)

 悪質業者が後を絶ちません。

屋根工事や水道工事だけでなく「電気工事」でも

悪質業者に騙されるケースが出ています。



 「電気が点かない」よく言われる現象ですが、

照明が点かなくなると急に生活しずらくなりますね。

蛍光灯、電球の寿命であればご自分で交換することもできますが、

器具自体や配線が問題なのか解らない場合、専門業者に頼むしかありません。



 インターネットで検索すると様々な業者がでてきますが、

どこが信頼できるのか判断することは難しいと思います。

 ホームページでは「すぐに対応」「どこよりも安く」「親切丁寧」「見積無料」などの

文句が躍っていると、ついつい連絡してしまうのではないでしょうか。



 悪質業者にあたってしまった場合、

照明器具の交換だけでなく「分電盤の方も部品交換した方が良い」と

言いながら勝手に工事を進め、高額な請求をされたケースがでています。

 しかも、今回のケースでは「数十万円」という請求金額らしく、

自宅に置いてあった金額だったこともあり、

その方もその場で支払ってしまったということでした。

 本当に必要な工事であったのか、また工事費用が適正なのかなど、

その場で判断することは難しいと思います。

「工事が必要」と言われると断り切れない状況を作ってくるのも悪質業者の手です。



 焦って知らない業者を家に入れることはできるだけ避けて、

悪質業者に騙されないためにも日ごろから信頼できる施工業者を知っておくことが重要です。



理事長:植田 達二


契約、迫られていませんか?~4月の法改正~

 ここ最近のリフォーム広告等で、建築基準法が改正されるので3月までに契約するように誘導するものが目立ちます。

 なぜ契約を急がせるのか?

 これは2025年4月に建築基準法が改正されることが背景にあるからです。


 今までのリフォームでは確認申請が必要なかった工事が、

4月以降は必要になる場合があるので、

それまでに契約して工事着工してしまおうということです。


 ただし、すべてのリフォーム工事が対象になるわけではないので、そこが要注意です。

概略の話ですが、確認申請が必要になるのは、

建物の半分以上手を入れる場合などの大掛かりな工事が対象になります。

ですので、流し台・便器・洗面台等を交換する、壁紙を張り替える、

外壁の塗り替えなどの工事は確認申請の対象外になります。


 ですので、法改正に乗じて悪質業者は工事の受注にいそしむと思われますので、

だまされないように注意深く応対してください。

 契約前、工事前ならまだ間に合うかもしれません。

 怪しい工事と思われましたら、当会までご相談してください。

 
 また、当会では新築やリフォーム時に、業者が倒産などの理由で

建築主から請負った住宅の工事を継続できなくなった場合、

建築主に負担をかけずに残工事を完成し引渡すための

金銭的な保証を担保する制度として、

イエンゴ完成保証制度を勧めています。


 「イエンゴ完成保証制度」は、「消費者保護」を目的として設立された

姉妹NPOの「NPO法人イエンゴ保証機構」で運営されており、

また、保証機構に加入する全請負者が連帯して保証債務の責任を負うという特徴があります。 

 一人でも多くの方々が被害にあわないよう切に願います。

関東:大垣 康行


間取り検討で収納を考慮

 建売住宅の洗面所を見ると、洗面化粧台の引き出し収納以外には

収納物入れが無いことが多いです。



 そのまま生活すれば、洗面化粧台の引き出しの中には物がぎっしりになり、

収納が足りなくなることが皆さん多いようです。


 そのために洗面所にタオル置き場としてキャスター付きワゴン棚などを買い足すようになり、

「広め」と思っていた洗面所が狭くなってしまっているお宅があるように感じます。

注文住宅で建てるなら、建売住宅の間取りを真似ず、収納も意識した計画にしましょう。


 写真はイエンゴ設計教室に参加された方が間取りデザインした新築住まいの洗面所。

当会で間取りデザインのサポートもさせていただきました。



 当会では「イエンゴ設計教室」という少人数制の講座を開催しています。

ご夫婦で参加して意見のまとめに利用してください。


 https://www.iengo.ne.jp/side/ssapo/ssapo_k.htm


関東:石川 克茂



9月1日は防災の日

 いつどこで地震が起きてもおかしくない「地震大国・日本」。

 今後30年以内に首都圏直下地震が70%、南海トラフ地震は70~80%の確率とも言われています。



 9/1は防災の日。

 1981年6月以前の建物が旧耐震基準で危険として、行政では「耐震補強工事が必要」と言うのですが、当会へ届く相談では費用面で困難と仰る方が多いです。

 しかし何も対策をしない訳にはいきません。

 近年発生した地震でけがをした原因を調べると、約30~50%の人が、家具類の転倒・落下・移動によるものです。


 家づくり援護会では地震災害対策についてのご相談も受け付けております。

 「何からどう備えれば良いか?」「どこで寝るのが一番良い?」などの相談や、家具転倒防止策や建物内の避難径路の確保方法アドバイスなどを、住宅に精通した建築士がサポートしています。

 備えたくても備えられないとお悩みの方は家づくり援護会事務局までご連絡ください。


NPO法人家づくり援護会 事務局
東京都渋谷区千駄ヶ谷4ー3ー1ー602
 TEL:03-3405-1358
 e-mail:info@iengo.ne.jp