関東・首都圏 活動ブログ

全国の会員が日々の相談・検査・設計・研究などの活動から皆さまに役立つ事例、家づくりに関する地域の情報、社会情勢ニュースに対する専門家としての意見などを発信していきます。

地元の素材でこだわりの家づくりを

 家づくりにも地産地消を取り入れているケースがあります。

 一番わかりやすいのは、「木材」ではないかと。


 日本の国土の約67%が森林と言われています。

 それぞれの地元の木材を使用しての家づくりは良く聞くかと思います。

 家の骨組に使用するのはもちろん、窓や窓枠、建具、床、壁、天井、棚板、カウンター、家具等々木材はあらゆるところで使われています。


 また木材だけでなく、古来より陶器、紙、漆、織物、鉄器等々地場で作られているものも多数あります。

 最近は目にするのが少なくなっていますが、それぞれのものは家づくりでも使われているのです。

 意外と知らないところに地場の産業があったりしますよ。

 ぜひ調べてみてください。


 家づくりにおいて地元の素材を活用することは、地元の資源を活かすことになり、地域経済を支えることができます。


 また、家を新築やリフォーム・リノベーションするのであれば、その際のこだわりの部位を地場のもの使ってみることもお薦めします。きっと愛着が持てる家になるでしょう。


 よき家づくりを。





関東:大垣 康行


設計図面の活用法



 “言った、言わない” “説明した、聞いていない”



 当会によせられたトラブル事例の中に、

“言った、言わない”、“説明した、聞いていない”

という内容を含んだ事例があります。

打ち合わせ議事録や設計図面などに記録が無いため、

双方の記憶でしかわからない事例です。

 このような場合、第三者でも判断がしにくく、

業者側の言い分のほうが通ってしまうことが多いように感じます。



 そうならないために、設計図面を活用することをお勧めします。

新築工事でも改修(リフォーム)工事でも基本的に設計図面は作成します。

打ち合わせ議事録は業者により、作成したりしなかったりします。

ですので、その設計図面にできるだけ盛り込んでしまい、

後でもめないように、図でも文言でもわかるよう記載しておきます。

特に施主のほうで気にしている点、こだわりの点などは必須です。

 また、「設計図面は専門的すぎて、よくわからない」と施主の声があります。

設計図面のすべてを理解できなくても良いので、

気にしている点、こだわりの点などについて記載してあることは

確認しておいてください。



 工事が進んで、できてしまってからですと、後戻りはしにくいです。

ですので、双方齟齬の無いよう、十分に確認しながら、

記録を残して、トラブルにならないようにしてほしいと願います。


関東:大垣 康行


設計教室受講者の住まい

立地環境を建て主さんと観察して、隣家との離れ距離・視線の抜ける方向など、敷地特徴を把握しました。
それを踏まえて一番居心地をよくしたい場所の窓を検討しました。

南側隣家が目の前に迫っていて、南面の窓が居心地良さに繋がらないとし、壁と高窓にしました。

その代わりに建物形や違う方位の窓で明るさや眺めを確保することを考えました。

写真はイエンゴ設計教室を受講されてその後家づくり援護会で設計をお手伝いした住まい。


当会ではイエンゴ設計教室であなたの間取り作成のサポートをしています。

関東:石川 克茂


設計教室受講者の住まい

明るいキッチンも気持ちが良いもの。
リビング奥のキッチンは暗くなりがちですが、窓をつけ光を取り込めると開放的な雰囲気に感じます。

食材を扱うのであまり大きな窓で暑くなるのは注意ですが1箇所小さくなら問題ないかと思います。

キッチンのシンクや蛇口水栓のデザインに合わせて、窓周りもデザインすればよりキッチンが気持ち良くなるかもしれません。

キッチン窓も生活を豊かにしてくれるアイテムの一つになるはずです。

写真はイエンゴ設計教室を受講されてその後家づくり援護会で設計をお手伝いした住まい。


当会ではイエンゴ設計教室であなたの間取り作成のサポートをしています。

関東:石川 克茂


設計から家づくりをお手伝い

床はカバ材の無垢です。
とても滑らかで表面は硬くもやわらかくもなく中間的硬さです。
足をやさしく包むような感じです。

壁はカラマツ材の無垢羽目板です。
木目がはっきりしていてきれいです。

写真はイエンゴ設計教室受講者の方でご自分で間取りを考え、
家づくり援護会が設計のお手伝いをした住まい。


当会ではイエンゴ設計教室であなたの間取り作成のサポートをしています。

関東:石川 克茂