関東・首都圏 活動ブログ

全国の会員が日々の相談・検査・設計・研究などの活動から皆さまに役立つ事例、家づくりに関する地域の情報、社会情勢ニュースに対する専門家としての意見などを発信していきます。

内覧時のサポートもあります!

新築注文住宅でも建売住宅でも、

引渡し前に「施主による建物の完了検査(確認)」

いわゆる「内覧」というイベントがあります。



 これは引渡しを受ける前に建物の仕上げ完成状態を目視確認し、

仕上がり状況・設備の据え付け状況・窓やドアの開閉状況・

依頼していた通りの造りになっているかどうかなどを施主の目で診て、

気になる点や箇所を必要あれば引渡し日までに補修してもらうためのものです。



 仕上がり状況としては、気になる傷や汚れも伝えることになります。

このタイミングに建設会社に伝えないと補修してもらえなくなる可能性があります。

もし引渡し後に見つけても、引渡し前の傷なのか、

施主や引っ越し業者が付けた傷なのか、断定出来なくなるからです。



 また内覧当日は建設会社より、設備などの使い方説明も受けることになります。

そこに時間を掛けてしまうと、じっくり仕上がり状況を確認する余裕がなくなります。


 そんな施主の皆さんを見聞きした当会では、

「施主完成検査同行検査」という建築主サポートをしています。


 施主の方が建設会社と内覧確認をしている間に、

当会のペースで建物仕上がり状況を確認して、

最後に施主の方と建設会社に気になった点を伝えるものです。


 当会と施主の両者の気になった点を引渡しまでに補修してもらい、

補修が完了したら引渡しを受け、最終金を支払う訳です。


 また補修期間確保も考えると、内覧は引渡し日1週間以上前に実施が良いでしょう。

関東:石川 克茂


渋谷フェスティバルにお越しいただきました皆さまへ

11月1日(土)・2日(日)渋谷区代々木公園で開催された
「第48回渋谷区くみんの広場 ふるさと渋谷フェスティバル2025」
での当会無料相談会にお越しいただた皆さま、
ありがとうございました。






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引き続き、各種ご相談、
改築・リフォーム・リニューアル・地震対策、
家づくりの進め方や契約・設計の内容が分からない、
工事中の心配ごとなどございましたら
お気軽にご相談ください。



連絡先:NPO法人 家づくり援護会
 TEL:03-3405-1358
 FAX:03-3405-1398
 e-mail:info@iengo.ne.jp



11/1,2 第48回渋谷区くみんの広場 ふるさと渋谷フェスティバルで無料相談会を開催します

11/1(土)と2(日)に代々木公園で開催される、

第48回渋谷区くみんの広場 ふるさと渋谷フェスティバル2025 にて、

住まいにまつわる相談会をおこないます。

テントはA08です。

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新築・改築・リフォーム・リノベーション・地震対策、
家づくりの進め方や契約・設計の内容が分からない、
工事中の心配ごとなどご質問に当会の一級建築士会員が無料でお応えします。
お気軽にご相談ください。

11月1日(土)2日(日)

◆「ふるさと渋谷フェスティバル」◆



連絡先:NPO法人 家づくり援護会
 TEL:03-3405-1358
 FAX:03-3405-1398
 e-mail:info@iengo.ne.jp


9月1日は防災の日

 いつどこで地震が起きてもおかしくない「地震大国・日本」。

 今後30年以内に首都圏直下地震が70%、南海トラフ地震は70~80%の確率とも言われています。



 9/1は防災の日。

 1981年6月以前の建物が旧耐震基準で危険として、行政では「耐震補強工事が必要」と言うのですが、当会へ届く相談では費用面で困難と仰る方が多いです。

 しかし何も対策をしない訳にはいきません。

 近年発生した地震でけがをした原因を調べると、約30~50%の人が、家具類の転倒・落下・移動によるものです。


 家づくり援護会では地震災害対策についてのご相談も受け付けております。

 「何からどう備えれば良いか?」「どこで寝るのが一番良い?」などの相談や、家具転倒防止策や建物内の避難径路の確保方法アドバイスなどを、住宅に精通した建築士がサポートしています。

 備えたくても備えられないとお悩みの方は家づくり援護会事務局までご連絡ください。


NPO法人家づくり援護会 事務局
東京都渋谷区千駄ヶ谷4ー3ー1ー602
 TEL:03-3405-1358
 e-mail:info@iengo.ne.jp



大雨による浸水被害への対応

九州地方および今般の豪雨により被災されている

皆さまには心よりお見舞い申し上げます。



大雨が予想されている地域のお住まいの皆さまには早い避難を心掛けていただければと思います。



今般の雨でも床下浸水、床上浸水の被害にあわれた方も多くいらっしゃるようです。

住宅の床下又は床上まで水が来てしまった場合、水が引いた後の対処が重要になります。

床下浸水では、床下にたまった水を抜くことが最初ですが、

畳や断熱材などには大量の湿気が溜まっています。

風通しを良くして湿気をしっかりを抜くようにしてください。

表面上は乾いたとしても、内部まではなかなか乾きませんのでご注意ください。



床上浸水の場合、水を抜くだけでなく床や壁を剥す必要が出てくる場合があります。

床下にたまった泥の撤去から始まり、床組みを全て取り払う必要があります。

壁なども内部にたまった水、湿気を取りるためには壁材を剥す必要が出てきます。

その後にしっかり乾燥させてから新しい床、壁を作っていくとになるますので、

期間と費用が大きくなってしまいます。

対処については、依頼する地域の施工者などともよく話し合って進めてください。



浸水被害はその地域のハザードマップにより危険度が調べられますので、

一度確認されることをお勧めします。

また、新築を計画する場合でもハザードマップを確認のうえ、

地盤の高さや基礎の高さを上げておくことで被害を最小限にすることもできます。

安全に暮らすために地域を知って建物の計画を立てることが重要です。


近年の自然災害は「〇〇〇年に一度」と言われるケースが増えているように感じます。

ご家族の命を守る対策、備えなど、家づくり援護会でも相談いただけますのでご活用ください。


理事長:植田 達二