日々イエンゴ

全国の会員が日々の相談・検査・設計・研究などの活動から皆さまに役立つ事例、家づくりに関する地域の情報、社会情勢ニュースに対する専門家としての意見などを発信していきます。

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瓦屋根は地震に対して本当に危険なのか?

 昨今、地震被害の写真や映像として瓦屋根の崩壊の状況がメディアで映し出されると

”瓦屋根は地震に対して危険なのか?” と思われるかもしれませんが、

それにはいくつか原因があります。


・古い建物の場合、瓦を土に乗せて留めていたり、桟にひっかけていたりします。
固定されていなければ、大きな地震が起これば落ちてしまいます。

・瓦屋根自体の重量が重いですので、それが固定されていなければ尚更落ちやすいです。


現在では上記に対して対策が取られています。

・瓦の固定に釘やビスなどで1枚1枚留めたり、
・外れにくいよう金物を使用したり、
・瓦自体を軽くしたり

と様々な防災対策が取られています。


また、省エネなどの点からみても良い点があります。

・断熱性能がよい
 下地から屋根までの厚みがありますので、断熱性能が上がります。

・耐久性が高い
 瓦そのものに耐久性がありますので、ほぼ交換は必要ないでしょう。
 ただし、メンテナンスフリーということではありませんが。


リフォームや新築を考えられているかたには、

単に”瓦だから・・・”といって屋根材の選択肢から外すのではなく、

総合的に選択していただきたいと願います。



関東:大垣 康行


違法コンクリートブロック擁壁(土留め壁)

  写真は小規模の分譲地において見かけた擁壁です。

 高さはブロックの段数からして約1.9m。

 建築の法律的には確かに工作物の申請の必要外の擁壁ですが、水抜き穴も無く、控え壁も無いコンクリートブロックの擁壁で造られている状況です。


 この写真は、歩道側のみですが、奥に隣地駐車場との境面にも同じような状況で築造されて、地震が起きた時には倒壊の危険が有り、歩道を歩く人に影響を及ぼす可能性が高いです。また、地震が無いにしても年数が経てば徐々に傾くなり膨らむなり危険をはらんでいます。

 
 地震が有れば自然災害ということで瑕疵や保証はないと考えていると思われますし、無くても10年過ぎれば瑕疵の対象から外れると考えているかと思います。

 地震国日本において、こんな危険な擁壁を施工する業者の感覚を疑います。

東海:神谷 一吉


ホームサバイバル


 災害が起きたとき、行政が一人ひとりを助けに行くことは不可能でしょう。

 自分自身で命は守らなくてはなりません。
 
 災害時には様々なストレスが重なります。
 
 実際に災害時に亡くなる人は 避難所での生活などでの二次災害が多くを占めます。
 
 そのためには 避難場所となる自分を守る住宅の整備が必要になります。

 在宅避難のためには、防災グッズ、家具の転倒防止固定化、耐震などがありますが、

 実際に防災時を想定してライフラインを遮断して体験することが 推奨されています。

北海道:今井 正樹


9月1日は防災の日

9月1日は防災の日。
ご家族で防災についてお話してみるのも良いでしょう。


家づくり援護会では「地震に備える集い」という地震災害予防講座を開催しています。


「地震だっ!」その時あなたは身を守れますか?
大地震が起きたときに一番大事なのは命を守ることです。
今までの「耐震」という地震対策ではなく、「防震」という新しい考え方を伝えます。
「地震で亡くなる原因は何?」「フローリングとじゅうたん、どちらのほうが家具は倒れやすいの?」など知っているようで知らない豆知識も聞けます。

大切な家族の命を守ることを最優先に考えた、誰もがすぐ出来るわが家の地震災害予防講座です。
ぜひご参加ください。

お問い合わせは家づくり援護会事務局までご連絡ください。

NPO法人家づくり援護会 事務局
東京都渋谷区千駄ヶ谷4ー3ー1ー602
 TEL:03-3405-1358
 e-mail:info@iengo.ne.jp



住まいの中を地震に備えましょう!

埼玉県久喜市にお住まいの方へ
 住まいの地震対策 備えたくてもどう備えたら良いか?
 そんな方は一度ご相談に来てください!




久喜市で地震対策相談窓口を開設しています。事前予約制です。
日時∶不定期ですのでお問い合わせください。
また市役所の情報コーナーにチラシが置いてあります。ぜひご覧ください。


場所:
◆埼玉・久喜市 ※予約制
久喜市鷲宮東コミュニティセンターさくら
住所:埼玉県久喜市桜田3-10-2
最寄りの公共交通機関
JR東北本線東鷲宮駅下車
アクセスマップはこちらをクリック

ご希望の方は当会事務局 石川までお問い合わせください。

予約先:NPO法人 家づくり援護会 担当:石川
 TEL:03-3405-1358
 FAX:03-3405-1398
 e-mail:info@iengo.ne.jp

家づくり援護会は地域のために進んで継続的に活動している市民活動団体として、
埼玉県久喜市webに掲載されています。
市民の皆様、家についてのご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください。
また自治会の防災ご担当者様からの地震対策説明依頼にも対応しています。

久喜市のwebサイト