日々イエンゴ

全国の会員が日々の相談・検査・設計・研究などの活動から皆さまに役立つ事例、家づくりに関する地域の情報、社会情勢ニュースに対する専門家としての意見などを発信していきます。

無垢フローリングの表面加工

無垢フローリングにはいろんな表面加工があります。


例えば、なぐり(名栗)加工。


古来より日本家屋で使われてきた技法で、

板の表面を「釿(ちょうな)」で削り跡を残すもので、

無垢材の個性を一層際立たせるものです。



最近では「スプーンカット」とも呼ばれていて、

洋風スタイルの住宅でも採用されます。



魅力はまずその多彩な表情にあります。

光りの当たりかたで模様の見え方が変わります。

時ととも無垢の木ならでは艶も感じられるようになります。

また素足で踏むとさらりと心地よい質感に包まれます。


こういった手仕事のような味のある表面加工は、空間の隠し味となることでしょう。


写真は、当会で家づくりをサポートさせていただいたお住まいの床板。


関東:石川 克茂



設計サポート

家づくり援護会の設計サポート。

建築主と建築士の協同作業で行う設計です。



「イエンゴ設計キット」を活用した住み手目線の新しい設計手法を特徴とします。

日頃、家づくり相談や欠陥住宅予防検査などを担当している経験豊かな建築士が担当します。

業者任せの家づくりをやめ、建築主のペースで家づくりを行うためのサポートです。

写真は、家づくり援護会の設計サポートを利用して建てた住まいです。


皆さん「イエンゴ設計教室」の受講者で、ご自分で間取りデザインされ、

その後、家づくり援護会で家づくりをサポートさせていただきました。


その他の受講者の建物写真は下記SNSをご覧ください。

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設計サポートのページ


関東:石川 克茂


平屋の新築をお手伝い

外出から帰ってきてわが家を見て、屋根が見え、

屋根越しに空が見えるのも何だか気持ち良いものです。

平屋の住宅の良さかもしれません。



また将来メンテナンスがしやすいのも、また軒下の利用が出来るのも平屋です。

深い軒下は陽射しや雨風から外壁と窓を守ってくれます。



写真はイエンゴ設計教室に参加された方が間取りデザインした新築住まい。



当会で間取りデザインのサポートや設計業務もさせていただきました。

当会では「イエンゴ設計教室」という少人数制の講座を開催しています。

ご夫婦で参加して、意見のまとめ作業に利用してください。


https://www.iengo.ne.jp/side/ssapo/ssapo_k.htm


関東:石川 克茂


間取り検討で収納を考慮

 建売住宅の洗面所を見ると、洗面化粧台の引き出し収納以外には

収納物入れが無いことが多いです。



 そのまま生活すれば、洗面化粧台の引き出しの中には物がぎっしりになり、

収納が足りなくなることが皆さん多いようです。


 そのために洗面所にタオル置き場としてキャスター付きワゴン棚などを買い足すようになり、

「広め」と思っていた洗面所が狭くなってしまっているお宅があるように感じます。

注文住宅で建てるなら、建売住宅の間取りを真似ず、収納も意識した計画にしましょう。


 写真はイエンゴ設計教室に参加された方が間取りデザインした新築住まいの洗面所。

当会で間取りデザインのサポートもさせていただきました。



 当会では「イエンゴ設計教室」という少人数制の講座を開催しています。

ご夫婦で参加して意見のまとめに利用してください。


 https://www.iengo.ne.jp/side/ssapo/ssapo_k.htm


関東:石川 克茂



樹齢

会津若松 鶴ヶ城の北側入口近くにアドリアと言う喫茶店があります。

そこに飾られている欅の一枚板は幅2.2m厚さ22cm高さ5.4m

樹齢は800余年です。

奈良の室生寺の近くの水分神社の御神木として天然記念物に指定された欅の木が

老化の為倒壊の恐れがあるとし、天然記念物を外し伐採されたそうです。

長さ2mもあるチェーンソーにより現場で2枚の板を切り出し入札により販売し、

倒木の費用にしたそうです。樹齢800余年と言うと弘法大師空海がおられた時代です。

もしかしたらこの木の下で空海も休まれたのかもしれないと思うとロマンを感じます。


名古屋城本丸御殿のある床の間の板は幅90cmの桑の一枚板です。

樹齢500年以上の桑の木、直径は1.2m以上でした。


とんでもない樹齢の木材がある一方、住宅に使われる木材は年々樹齢が下がってきています。

桧は50年、杉は50~60年が一般的になっています。

使われる木材がある一方で、その周りには手入れがされなかった為に使えない木材が

日本の山に有り余っています。山の1区画には一斉に植林されます。

その1区画が50年を経て成長すると南側の日当たりの良い場所の木と

北側の日の当たらない場所の木では成長に差が出ます。

直径は育ちが良ければ50cm悪ければ15cm程度。そのどれもが樹齢50年なのです。



奈良の北山では台杉と言うタルキ用の木材を生産しています。

台杉は通常3本セットで最上部の枝を残し全ての枝を切り落とし

60年をかけて直径10cm以下になるように木材を作っています。

かつては社寺仏閣や茶室のタルキの材料として重宝されましたが

需要が無くなり生産量は格段に減ってしまいました。


今、日本のウイスキーが有名になり各地にウイスキー醸造所が作られています。

そこで必要になるのがウイスキーを貯蔵熟成する樽です。

樽の材料はナラ材です。日本中でミズナラの争奪戦が始まっています。

ミズナラは広葉樹で雑木と言われています。

約20年で伐採が可能ですがあまり植林はされていません。

熊の被害が増える原因の一つがミズナラの身であるどんぐりの減少です。

ミズナラの減少は熊の被害と結びついているのかもしれません。


この頃少しずつ、山に活気が出てきている気がします。

それぞれの樹木に適正な樹齢がありうまく利用する事が大事です。

山の価値が復活し、山の仕事で生活ができるようになれば

日本の経済も変わるだろうと考えています。


東北:関 清