日々イエンゴ

全国の会員が日々の相談・検査・設計・研究などの活動から皆さまに役立つ事例、家づくりに関する地域の情報、社会情勢ニュースに対する専門家としての意見などを発信していきます。

埼玉県久喜市のふれあいセンター久喜にパンフレットが置いてあります。

 埼玉県久喜市の「ふれあいセンター久喜」に
  当会パンフレットが配架されています。




 ・活動内容リーフレット

 ・安心家づくり5つのポイント冊子

を増冊してまいりました。


 ぜひお持ち帰りいただき、
  お知り合いやご家族で家づくりを計画している方にお渡しください。



 久喜市のコミュニティーセンターなどで無料相談会を開催していますので、
  お気軽にご予約ください。

https://www.facebook.com/share/p/9CzGpG9vo2VpD3Gi/




 家づくり援護会は地域のために進んで継続的に活動している市民活動団体として
埼玉県久喜市のウエブサイトに掲載されています。



埼玉県さいたま市・久喜市・幸手市で家づくり無料相談会を開催しています!

家づくりの進め方、
請負契約や設計の内容が分からない、
工事中の心配ごと、
住まいの不具合、
地震対策、等々
ご相談に一級建築士が応えます。お気軽にご予約ください。



ご希望の方は当会事務局 石川までお問い合わせください。

予約先:NPO法人 家づくり援護会 担当:石川
 TEL:03-3405-1358
 FAX:03-3405-1398
 e-mail:info@iengo.ne.jp






本を寄贈しました~さいたま市立岩槻東部図書館~

埼玉県さいたま市岩槻区にお住まいの方へ


埼玉県さいたま市立岩槻東部図書館に、
当会姉妹NPO「地の家ネット」出版の本を
寄贈させていただきました。






本書はこれまで日本人が持ち続けてきた家づくりの幻想をすべて覆し、

「地の家」による新たな家づくりのを発見する書です。


後悔しない家づくりをするためにも、建てる前に必ず一度は読んでいただきたい本です。



「地の家革命」




さいたま市立岩槻東部図書館

埼玉県岩槻区東岩槻6-6(ふれあいプラザいわつき1階)

TEL:048-756-6665


LDKの幻想


 建売住宅などで表記されるLDK表示。

 戦後日本で作られた間取りの記号です。


 住宅メーカーもこの間取り表記を採用したため、

○LDK型の住宅は瞬く間に広まり現在に至っています。

部屋数をイメージするには容易な表記ですが、

これがライフスタイルまで変えてしまったと言えます。


 かつては夢のマイホームでの憧れだった○LDK型の住宅ですが、

最近のライフスタイルの多様化やコロナ禍での生活変化に伴い、

必ずしも誰にでも住みやすい間取りスタイルではなくなってきていると言えます。


 特に最近は一人暮らしのシングルやふたり暮らしセカンドライフ、

二世帯同居など家族構成が様々。必要な○数もそれぞれですし、

LDKといった生活場面別に分けた空間ですと不便なこともあります。


 ○LDK型間取りの考え方は今まさに転換期なのかもしれません。

個室は必要か、リビングダイニングは分けて使うのか、

自分なりの答えを出すには、LDKの常識にとらわれない自由な発想で間取りを

考える必要があるかもしれません。


 これから住み続ける住宅が家族のライフスタイルと本当に合致しているかは重要です。

建売住宅を購入した方を訪問すると、

販売時のパンフレットで描かれた暮らし方をしていないことが多いです。

○LDK型の間取りに当たり前のように捕らわれることは、

豊かさをつぶした限られた空間になる可能性があるのかもしれません。



 当会の設計教室または設計キットでも示していますが、

家族のライフスタイルは結婚·子供の独立両親との同居·老後などで変化し、

その都度、住宅に求めるものも変化していきます。

今は想像できない間取りのアイデアも将来の家族のライフスタイルの

変化に対応できるアイデアになるはずです。



関東:石川 克茂


2024年 年頭のご挨拶

 皆さま、あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。



 はじめに、能登の地震災害により多くの方がお亡くなりになられ、心よりご冥福をお祈りいたします。

 また、被災された方々には不自由な避難生活を乗り切っていただき、一日も早い復興をお祈り申し上げます。



 地震災害は、日本全国でいつ起こるか解らない災害であり、今回の地震により常に備えが大切であることを再び認識させられることになりました。

 建物の耐震補強については、阪神淡路、東日本、熊本地震など大きな地震が起こる度に言われますが、なかなか進まないのが現状です。

 多くの費用と期間、工事中の心労などからなかなか踏み切れない方が多く、特に高齢者にとって負担が大きすぎることが一つの原因として考えられます。

 イエンゴでは、負担を最小限にして命を守る地震対策を普及し、一人でも多くの命を守れれば、と考えています。



 本年も、皆さまの家づくりのサポートを真摯に進めてまいりますので、お気軽にご連絡、ご相談いただければと思います。

 会員一同、皆さまのご連絡を心よりお待ち申し上げます。

理事長 植田達二


大震災時の通電火災にお気をつけて

 能登半島地震で被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。
 被害に遭われた地区の皆様の一日も早い復興をお祈りしています。




 まだ各地で余震の恐れもあるので、二次災害を防ぐための分電盤ブレーカーの注意点を記します。


 大震災に伴う火災のうち、出火原因が電気に起因するケースが過半数を超えていたというデータもあります。電気関係の火災については十分に注意が必要です。


 停電中に避難する際は、必ず分電盤ブレーカーを「切」に落としてから家を離れるようにしましょう。

 自宅が被害を受けた場合、電気機器や電源コードに異常が発生している可能性があり、避難中に停電が復旧した際に、回路がショートし漏電することも考えられます。


 また避難から自宅に戻った際にも、急に電源を入れると、通電火災など二次災害の危険があります。電気を復旧させる際には下記の順番で確認すると良いです。

①燃えやすいものが暖房器具に覆い被さっていないか確認

②分電盤ブレーカーがすべて「切」になっているか確認

③アンペアブレーカーを入れる

④漏電ブレーカーを入れる

⑤安全ブレーカーを1つずつ入れる

 安全ブレーカーを順番に上げていったときにどこかで漏電ブレーカーが落ちた場合、漏電回路箇所と判断できます。

 漏電している箇所の安全ブレーカーは「入」に上げないようにしましょう。

関東:石川 克茂