日々イエンゴ

全国の会員が日々の相談・検査・設計・研究などの活動から皆さまに役立つ事例、家づくりに関する地域の情報、社会情勢ニュースに対する専門家としての意見などを発信していきます。

地震に備える

 日本は様々な種類の災害が多く起こる可能性があります。

 その中でも地震災害に対する備えは誰にとっても重要な課題で、万が一地震災害が発生すると誰もが被災者になります。


 とりわけ高齢者や障害のあるか方などが住む家では、家具転倒などの被害によりケガをする可能性があることはこれまでの地震災害の中で明らかです。

 ケガの可能性を最小限に留めるためにどうすれば良いか。

 今の家を耐震化するのは費用の面でも困難であるならば、家の中の安全な場所と避難路の確保だけでもすべきです。



 当会では「防震」と呼んでいる「誰もが出来る家の地震災害防止対策」を推奨しています。

 「地震に備える集い」という意見交換会を実施している地域もありますのでご参加ください。

 当会は建築士としての意見となりますので、高齢者や障害のある方などに対する日頃の訪問活動やみまもりをしている民生委員の方や、地域防災に関わる方との意見交換をすることで、地域防災のお役に立てればと考えております。


お問い合わせは家づくり援護会事務局までご連絡ください。

NPO法人家づくり援護会 事務局
東京都渋谷区千駄ヶ谷4ー3ー1ー602
 TEL:03-3405-1358
 e-mail:info@iengo.ne.jp



埼玉県久喜市のふれあいセンター久喜にパンフレットが置いてあります。

 埼玉県久喜市の「ふれあいセンター久喜」に
  当会パンフレットが配架されています。




 ・活動内容リーフレット

 ・安心家づくり5つのポイント冊子

を増冊してまいりました。


 ぜひお持ち帰りいただき、
  お知り合いやご家族で家づくりを計画している方にお渡しください。



 久喜市のコミュニティーセンターなどで無料相談会を開催していますので、
  お気軽にご予約ください。

https://www.facebook.com/share/p/9CzGpG9vo2VpD3Gi/




 家づくり援護会は地域のために進んで継続的に活動している市民活動団体として
埼玉県久喜市のウエブサイトに掲載されています。



埼玉県さいたま市・久喜市・幸手市で家づくり無料相談会を開催しています!

家づくりの進め方、
請負契約や設計の内容が分からない、
工事中の心配ごと、
住まいの不具合、
地震対策、等々
ご相談に一級建築士が応えます。お気軽にご予約ください。



ご希望の方は当会事務局 石川までお問い合わせください。

予約先:NPO法人 家づくり援護会 担当:石川
 TEL:03-3405-1358
 FAX:03-3405-1398
 e-mail:info@iengo.ne.jp






間取りの工夫で広く住む

 当会設計教室の受講者さんに「どんな間取りにしたいか」と尋ねた時、

「今より広く」とお答えになることが多いです。



 もちろんその通りで、そのイメージを持つことは理解出来ますが、

単に「広く」することでは意味を成さなくなる可能性もあります。



 現在の住まいと同じような間取りや使い勝手のまま、

スペース(帖数)だけを広くしただけでは、

結局広さを活かせていない結果になる可能性があります。



 例えばキッチン。

以前より広くなったからといってキャスターワゴンやゴミ箱など置き始めると、

結局物が増えただけで、使い勝手は変わらず、見た目にも煩雑になります。

それならスペースを広げるのではなく、収納箇所数や面積を増やしたほうが良いでしょう。



 例えば玄関。

下駄箱があってもタイルの上にたくさん靴が置かれて踏み場がない方は、

玄関スペースを広くしたり下駄箱を大きくしても片付かないかもしれません。

スッキリした玄関を目指すなら、シューズインクロークを隣に設けて、

オープンな棚に簡単に片付けたほうが良いでしょう。

(写真:https://www.facebook.com/share/p/V8dWrFBeKczZCGpp/)



 注文住宅を計画している方は、

間取りの工夫で広く住む方法を設計者さんとよく打ち合わせすることをおすすめします。

その為には家族で住まい方の意見をまとめておくと良いでしょう。



 当会では「イエンゴ設計教室」という少人数制の講座を開催しています。

ご夫婦で参加して意見のまとめに利用してください。


 https://www.iengo.ne.jp/side/ssapo/ssapo_k.htm


関東:石川 克茂



我が家のライフスタイルを考える

 建売住宅を購入した方のお宅に伺った時、物件パンフレットに図示された住まい方をしていないのを拝見します。




 住まい方とは、リビングダイニングでのくつろぎ方や食事の仕方、キッチン周りの収納の仕方、バルコニーの使い方などです。



 一家族ごとにライフスタイルは異なる訳ですから、住まい方も千差万別ありますので、合わない可能性もあると思います。



 建売住宅の住まい方がピッタリ合う方もいるかと思いますが、ほとんどの人が、例えて言うなら「足に合う靴」を購入したのではなく、「靴に足を合わせている」状態とも言えます。



 賃貸住宅は仕方ないとして、せっかく注文住宅で建てるのですから、予測出来る可能な限り、ご家族独自のライフスタイルに合った間取りや居住環境にしたいところです。



 これから家づくりを始める方は、まず「どんな住まい方をイメージしているか」「家族はどんなライフスタイルなのか」を思い描いてみてください。



 家づくり援護会では、「イエンゴ設計教室」という間取り作成教室を実施しています。


 お気軽にお申し込みくださいませ。


 https://www.iengo.ne.jp/side/ssapo/ssapo_k.htm


関東:石川 克茂



相談会を経て

 先日も公共の場にて無料相談会を実施し、いろんなご相談を頂きました。





 これまでに家づくりのご相談者に接してきたことを思い起こしますと、家づくりに対して、
・不安を持ちながら進めている
・矛盾が生じている
・自分の納得ペースで進んでいない
・調べても良し悪しの判断がつかない
・相談するところがない
という思いを抱いている方が多いです。


 上記が解消されることが、家づくりの幸せに細やかながら繋がると感じます。


 時代で家づくり環境は変われど、情報弱者として不利益を被りがちなに建て主さんの家づくりの不安や迷いを支え、家づくりの不幸を未然に防ぐサポート(=援護)をする活動内容は変わりません。


 また、過去の活動により判明した家づくりの実際問題や相談は、行政と民間ではサポート出来ていない(出来ない)ことも多く、NPOである家づくり援護会だから携われることが多いです。


 家づくりに携わる専門技術者の立場から、ご相談者や建て主さんに援護の手を差し伸べるのが当会の社会的責務ではないかと考え、当会建築士の共通理念として活動しています。