日々イエンゴ

全国の会員が日々の相談・検査・設計・研究などの活動から皆さまに役立つ事例、家づくりに関する地域の情報、社会情勢ニュースに対する専門家としての意見などを発信していきます。

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相談会を経て

 先日も公共の場にて無料相談会を実施し、いろんなご相談を頂きました。





 これまでに家づくりのご相談者に接してきたことを思い起こしますと、家づくりに対して、
・不安を持ちながら進めている
・矛盾が生じている
・自分の納得ペースで進んでいない
・調べても良し悪しの判断がつかない
・相談するところがない
という思いを抱いている方が多いです。


 上記が解消されることが、家づくりの幸せに細やかながら繋がると感じます。


 時代で家づくり環境は変われど、情報弱者として不利益を被りがちなに建て主さんの家づくりの不安や迷いを支え、家づくりの不幸を未然に防ぐサポート(=援護)をする活動内容は変わりません。


 また、過去の活動により判明した家づくりの実際問題や相談は、行政と民間ではサポート出来ていない(出来ない)ことも多く、NPOである家づくり援護会だから携われることが多いです。


 家づくりに携わる専門技術者の立場から、ご相談者や建て主さんに援護の手を差し伸べるのが当会の社会的責務ではないかと考え、当会建築士の共通理念として活動しています。




契約 ~急がせる相手には要注意!~

 家を建てるのは、ほとんどの人が初めてです。


 プロであるハウスメーカーの営業マンから

「皆さん、そうされていますよ。」とか、

「そういうものですよ。」と言われると、そんなものなのかな?と思ってしまう。



 営業マンが自分の成績となる契約件数を確保するために、常套句として、

「決算期なので今月中に契約をお願いします。」

「後からきちっとしますから取り合えず契約書に判を押して下さい。」

 お客さんのためと言いながら、全くもって自分のためなのです。



 契約を急がせる相手には特に注意して下さい。

 一旦判を押してしまうと元には戻れません。

 何百万円もの手付金を捨ててまで解約をするのは難しいのは自明です。

 ほとんどの施工業者やメーカーは、前もって契約書のひな形をお客さんに提示しない。

 契約日当日に初めて契約書を見るという人が多いのが現状です。

 遠慮しすぎは後悔の元。



・言うべきことは言い、確かめるべきことは確かめる。

・何千万円もの出費、何十年ものローン返済、何も遠慮することはありません。

・建築の専門家ではないので分からない。大丈夫です一般常識の判断でOKです。

・納得いくまで説明を求める。

・こんな事を言ったら相手(営業マン・現場担当者)が気を害さないか、

こんなことを言ったら嫌われないか。一切気にする必要はありません。

・いい子になる、ただの物わかりの良さは、営業マンにとって「いいお客さん」

でしかない。やり易い、楽なお客さんとなってしまいます。

・いいかっこはせずに分からないこと、納得できないことは、

とことん納得いくまで聞くことが大切です。



 任せっきり、信じ過ぎは、あなたの思い描く「いい家」には決してなりません。

 一生に一度の家づくりです。

 初めての家づくりをプロの建築士としてサポートをするのがイエンゴです。

 些細なことでも不安な時は、イエンゴにお気軽にご相談ください。

関西:鉢嶺 民雄


渋谷フェスティバルにお越しいただきました皆さまへ

11月4日(土)・5日(日)渋谷区で代々木公園で開催された
「第46回渋谷区くみんの広場 ふるさと渋谷フェスティバル2023」
での当会無料相談会にお越しいただた皆さま、
ありがとうございました。







引き続き、各種ご相談、
改築・リフォーム・リニューアル・地震対策、
家づくりの進め方や契約・設計の内容が分からない、
工事中の心配ごとなどございましたら
お気軽にご相談ください。



連絡先:NPO法人 家づくり援護会
 TEL:03-3405-1358
 FAX:03-3405-1398
 e-mail:info@iengo.ne.jp



建て主なのに図面が貰えない?!

 建設会社さんで、基礎図面や構造図面(床·壁·天井·屋根の骨組み図など)を建て主さんに渡さないという会社が極めて希にあります。


 工法を見ても、極めて特殊な、企業秘密になるような造りではないのですが、渡さないのです。



 建て主さんが見ても理解が困難な内容なので図面を渡しても仕方ないということかもしれませんが、家の床·壁·天井の中がどうなっているかが分かる図面は、建て主として保管しておくべきです。

 将来のメンテナンスやリフォームを別の建設会社さんに依頼する際に構造図面が無いと、不明な箇所が増え、解体しないと確認が出来なくなり、無駄の無い工事計画が困難になります。また突然のトラブルにも迅速に対応出来ません。

 近所の建設会社さんで保管しておいてもらっていて、いつでもすぐに取り出し対応してもらえるなら良いのですが、それでも工事中の資料としてとりあえずは着工時に一通り貰っておいたほうが良いです。




 当会のような第三者検査を実施する方は、必ず基礎図面や構造図面が必要ですので、建設会社さんに伝えてください。

関東:石川 克茂


地元の素材でこだわりの家づくりを

 家づくりにも地産地消を取り入れているケースがあります。

 一番わかりやすいのは、「木材」ではないかと。


 日本の国土の約67%が森林と言われています。

 それぞれの地元の木材を使用しての家づくりは良く聞くかと思います。

 家の骨組に使用するのはもちろん、窓や窓枠、建具、床、壁、天井、棚板、カウンター、家具等々木材はあらゆるところで使われています。


 また木材だけでなく、古来より陶器、紙、漆、織物、鉄器等々地場で作られているものも多数あります。

 最近は目にするのが少なくなっていますが、それぞれのものは家づくりでも使われているのです。

 意外と知らないところに地場の産業があったりしますよ。

 ぜひ調べてみてください。


 家づくりにおいて地元の素材を活用することは、地元の資源を活かすことになり、地域経済を支えることができます。


 また、家を新築やリフォーム・リノベーションするのであれば、その際のこだわりの部位を地場のもの使ってみることもお薦めします。きっと愛着が持てる家になるでしょう。


 よき家づくりを。





関東:大垣 康行